寝殿西廂 蛍火の垣間見〜兵部卿宮と玉鬘〜『蛍』巻より

レポート by 明さん



玉鬘が隠れている右手奥の几帳は、やはり薄い織物の帷子が掛かって
います。



上の方が薄紅色に見えるのは、裏の色が透けている結果です。
表側は山吹色の裾濃で、染めの淡い部分は裏の薄紅が映って微妙な色
合いを見せています。
(肉眼ではこういう細かい色はとてもわかりませんので、フラッシュを焚い
た写真でご確認ください)



色目は、裏山吹(表黄・裏紅)が一番近いのですが、これは春の重ね
なので五月の季節とは合いません。
表と裏が逆だったら、夏の重ねの百合なんですけれど・・・残念ながら
よくわかりませんでした。

つづく

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